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京都で開催中「TECTA MIT KYOTO」に行ってきました
インテリア デザイン 日常のできごと 大貴
先日、京都で開催されている企画展「TECTA MIT KYOTO -バウハウスとテクタの名作家具展-」に行ってきました。
実際に空間に足を踏み入れてみると、その場でしか味わえない凄さがあり、改めて「よく考え抜かれているデザイン」だと強く実感しました。
この企画展は、ドイツの家具ブランド TECTA(テクタ) が受け継いできたバウハウスの思想を体感できる内容で、京都のアクタスで開催されています。

特に印象的だったのは、ジャン・プルーヴェの直筆スケッチと、そのスケッチからTECTAが製品化した椅子を同時に見ることができたこと。
図面上でのアイデアがどのように実際の家具として立ち上がるのか、その過程を目で追える展示はとても刺激的でした。

また、TECTA独自の構造的工夫 ― 例えば“チューブ・アプラティ”という強度を高めるための技術を用いた家具は、見た目の軽やかさと機能性が両立していて、「デザインと構造のバランス」を強く感じました。
買うことはできていませんが、「いつかは自分の家に置きたい」と思わせてくれる、そんな魅力がそこにはありました。

この展示を体験して、「家具を見ること」は単に“かっこいい”“きれい”で終わるものではないと改めて思いました。
バウハウスの思想を背景に持ちながら、それをTECTAが現代にどう落とし込んでいるのかを体感できたことで、デザインの奥深さを学べた気がします。
「TECTA MIT KYOTO」は、家具やデザインが好きな方はもちろん、日常に使う道具や空間をより深く考えたい方にもおすすめです。
現地で実際に椅子に触れたり、空間の中でプロダクトを体感することで、写真やカタログだけでは分からない魅力を存分に味わえます。
家具やデザインが好きな方はもちろん、日常の暮らしをより豊かにしたい方にもおすすめです。
会 期:2025年9月13日(土) ~ 11月30日(日)[ 11:00 – 19:00 ]
会 場アクタス:京都店京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸 1F・2F
入場無料