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2022年の税制改正決定!? 住宅ローン控除0.7%に見直しへ
SDG’s 不動産 幸司
こんにちは。
お家探しからお手伝いをさせていただくことが多いのですが、
いまマイホーム購入を考えている方にとって気になるところは、
「住宅ローン控除は来年はどうなるのか?」という点ではないかと思います。
これまでにも「住宅ローン減税が改悪になるかも。」や「再々延長!?住宅ローン減税とすまい給付金」と
何度か記事にしてきたテーマですが、ついに今月に入り、来年度の改正案が一斉にニュースなどで発表されました。
ちなみに、私が参考にさせていただいた記事はこちらです。
まだ全てが決まったわけではないですが、来年度の住宅ローン控除の改正案について、
現時点での情報がわかりやすくまとめられております。
今回の改正内容を見ていく中で感じた印象としては、
「中古住宅」にはまったく配慮がなくシンプルに改悪になっているなぁと。
▼中古住宅の場合の比較
<控除率> 現行1% →改正後0.7%
<控除期間> 現行10年(特別措置で13年) →改正後10年
<借入限度額> 現行2000万円 →改正後2000万円
最近ではウッドショックに続き、住宅資材や住宅設備などの値上げなども伴い、
新築市場の価格高騰を受けて、中古市場の需要が急増してきている印象です。
世の中的には循環型社会やSDGsなどの考え方が求められている昨今において、
今回政府が打ち出した改正内容は、これからの住宅市場を真剣に考えた結果なのか
個人的には疑問に思うところです。
green建築工房として、中古リノベなど自分たちが出来ることを通して、
持続可能な社会に向けて少しでも貢献していきたいと思います。