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クレド#17「物を大切にする(人、物、環境に感謝)」
日常のできごと 貫十
green建築⼯房には、クレド(⾏動指針)があります。
スタッフ⼀⼈ひとりが成⻑し、主体的に考えて⾏動していけるようになることが⽬的です。
・コミュニケーション関連
・態度・ふるまい
・⾃⼰成⻑・会社成⻑
の3分野に分けて、全30項⽬あります。
クレドシリーズ第17回⽬は、、
「物を大切にする(人、物、環境に感謝)」です。
私には、今でも心に残っている言葉があります。
メンターから教わった言葉です。
「感謝はするもんじゃない。してまうもんや。」
最初に聞いたときは、その意味がよく分かりませんでした。
しかし、歳を重ね、たくさんの人と出会い、仕事を重ねる中で、その言葉の重みを少しずつ感じるようになりました。
私たちは、毎日たくさんの「当たり前」の中で生きています。
朝起きられること。
毎日、快適な布団で寝られること。
水道をひねるときれいな水が出てくること。
仕事があること。
一緒に働く仲間がいること。
お客様に必要としていただけること。
でも、本当にそれは当たり前なのでしょうか。
世界中で考えれば、人が20歳まで無事に生きられること自体、決して当たり前ではありません。
そして、世界中に80億人以上いる中で、一人の人と出会うこと。
同じ道ですれ違うこと。
同じ会社で働くこと。
同じ時間を共有すること。
その確率を考えると、今隣にいる仲間と出会えたことは、奇跡以外のなにものでもありません。
お客様との出会いも同じです。
数え切れない選択肢がある中で、私たちを選んでくださった。
それもまた、奇跡の積み重ねです。
そして、人だけでなく、物や環境も当たり前にあるものではありません。
毎日使う道具。
仕事をする机や椅子。
現場の材料。
会社という場所。
自然豊かな環境。
それらは決して「ただそこにあるもの」ではありません。
たくさんの人の想いと時間によってつくられ、私たちの仕事を支えてくれています。
物を丁寧に扱える人は、人も丁寧に扱える。
環境に感謝できる人は、環境を大切にできる。
私はそう信じています。
感謝の気持ちが自然とあふれてくると、不思議と日々の立ち振る舞いが変わります。
靴をそろえる。
道具をきれいに片付ける。
ドアをそっと手を添えて閉める。
「ありがとうございます」が自然に口から出る。
相手の話を最後まで聞く。
笑顔で挨拶をする。
どれも特別なことではありません。
でも、その一つひとつに、その人の心が表れます。
「ありがとう」の反対は、「当たり前」
当たり前だと思った瞬間に、人への感謝も、物への感謝も、環境への感謝も消えてしまいます。
だから私たちは、今日も忘れずにいたい。
今ここで働けること。
支えてくれる仲間がいること。
必要としてくださるお客様がいること。
そして、この豊かな環境の中で仕事ができること。
そのすべては、決して当たり前ではなく、奇跡の積み重ね。
だからこそ、これからも人を大切に、物を大切に、環境を大切に。
感謝は「するべき」ものではなく、自然と「してしまう」もの
そんな気持ちが根付いた会社であり続けたいと思います。



