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これからの建築のこと。
SDG’s 建築 洋
2m26のセミナーを受けた場所に着いた瞬間、
まず感じたのは「静かさ」でした。

茅葺き屋根の建物があって、
羊や馬がのんびり過ごしていて、
山に囲まれた、音の少ない風景。
日本の伝統建築は合理的
茅葺き屋根、木組み、土や石。
どれも見た目のためではなく、
ちゃんと理由があって選ばれてきたもの。と思います。

寒さや暑さ、湿気、風、雨。
自然と向き合いながら、
いちばん無理のない形を探し続けた結果が、日本の伝統建築なのだと感じました。
「サスティナブル」は、特別な言葉ではない。
最近よく聞くサスティナブルという言葉。
でも、ここで見た建築は、それを主張していません。

「長く使う。」
「壊れたら直す。」
「自然と調和する。」
ただ、それだけ。
でもそれが、いちばん難しくて、いちばん誠実な姿勢なんだと思いました。
昔の日本の家は、
サスティナブルという言葉がなくても、ちゃんとそうなっていました。
建築を通して残していきたいもの。
セミナーを通して、ずっと考えていました。
建築とは、

デザインやかっこよさだけを競うものではなく、
人の暮らしを受け止めて、
時間を重ねて、
次の世代にそっと渡していくものなんじゃないか、と。
日本の伝統を、どう紡いでいくか
守るだけでも、真似するだけでもない。
日本の伝統をどう受け取って、
どう今に手渡していくのか。
建築を通して、
自分は何ができるのか、
何をしていきたいのか。
答えはまだ途中ですが、
大事な軸を考えるきっかけをもらえた一日でした。