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どうなる金利
不動産 成樹
こんにちは!
施工管理のナルキです。
急に暑さが厳しくなってきました。
歩くだけで頭が沸騰しそうな毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて本日は「金利」の話をしたいと思います。
皆様「金利」についてはご存じでしょうか?
実はおうちを探すうえで切っても切り離せない存在なんです。
しかしなんとなく「難しそう」であったり「関係なさそう」と距離を取っている方は多いのでは、、、?
そこで、誰よりも簡単に「金利」について説明させていただきます!
少しでも皆様のお役に立てば幸いです!
以下目次です。
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目次
①金利とは?
②どんな影響がある?
③どういうときに上がる?下がる?
④まとめ
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①金利とは?
そもそも金利とは何でしょうか?
端的に表すと「お金貸してくれてありがとう代」です。
金利が発生する身近な例といえば「ローン」です。
(だからこそおうち探しとは切っても切り離せないんです、、、)
仕組みとしては下記のようになります。
1.「政策金利」という日本のローンの指標的な数値が決まる
2. その数字をもとに我々にお金を貸してくれる銀行さんが日本銀行からお金を借りる
3. 各銀行さんたちが我々に融資をする
つまり「政策金利」が上がると付随して「各銀行さんの金利」も上がるんです!

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②どんな影響がある?
政策金利が上がると金利が上がることは分かったかと思いますが、では実際どんな影響があるのでしょうか。
実際の数字を使ってシミュレーションしてみましょう!
A:6000万円のローンを金利1%で組む
B:6000万円のローンを金利1.5%で組む
AもBも借りる金額は一緒で、金利だけが違う条件とします。
今回は40年ローンと仮定しましょう。
▼月支払い
A:151,713円
B:166,303円
差額:14,590円
▼総支出
A:72,822,240円
B:79,825,440円
差額:7,003,200円
0.5%で700万円以上の差が、、、
恐ろしいですね、、、
ちなみに変動しない前提での計算になりますので、金利が高くなっていけばいくほど差が大きくなっていきます。
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③どういうときに上がる?下がる?
ではそもそもどういうときに上がる、あるいは下がるのでしょうか。
経済の勉強の時間です。
原理原則だけ伝えると下記です。
上がるとき:景気がいいとき
下がるとき:景気が悪いとき
ここ半年近く政策金利があがるかも?と言われているのが現状です。
そんな今の状況は日銀(日本銀行)が景気がいい、あるいは回復に向かっていると判断したタイミングということです。
これまでの会合でも政策金利は据え置きされております。
いつ上がってもおかしくないというのが現状ですので、アンテナを張って動くことをお勧めします。
余談ですが、消費者物価指数という数値が2%を超えている状態を目安に動こうとしていたり、大企業含めた賃上げ率が上がっていたりといった要因があります。
参考:
日銀政策金利据え置きへ、国債購入減額は26年度も 17日決定会合:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB161Q60W5A610C2000000/
ちなみにコロナ禍で急激に不動産価格や土地価格が上がってきた背景としては日銀の政策金利が大きくかかわってきています。
「ゼロゼロ金利」という金融緩和スタイルが市場のお金を増やしたことが要因になっております。
気になる方は調べてみてください!
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④まとめ
金利が与える影響やその仕組みをとても簡易的に説明させていただきました。
思っていたよりも影響が強いと思った方もそうでない方もいらっしゃるかと思います。
そんな中でどういうおうちづくりの方法があるのか、どのタイミングがいいのか、様々な鵜意見があると思います。
ベストなタイミングや動きやすい時期といった点は、個人個人によって変わってきますので、
ご自身の考えが合っているか不安になったり、参考意見が欲しい!といった場合はぜひgreenに!笑
今回の記事が少しでも皆様のおうちづくりに役立てば幸いです。
呼んでいただいた皆様が、暑さに負けず健康に過ごせることを願っております。