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内装仕上げ材のあれこれ
インテリア 現場日誌 洋
こんにちは!
今回は「仕上げ材料」についてご紹介できればとおもいます!
リノベーションでも新築工事でも必ず仕上げ材の選定は出てきますので、このブログがなにか助けになれば光栄です(^_^)/
メリット・デメリットも一緒に乗せるので参考にしてください(*’ω’*)
それでは内装仕上げ材4選をご紹介していきます!
1.クロス
一番メジャーな商品といっても過言ではないのではないでしょうか。
内装仕上げは基本的にこのビニールクロスが使用されることが多いです。
(メリット)
・デザイン性が高い:クロスは多様な柄や色合いがあり、部屋の雰囲気やテーマに合わせて選ぶことができます。インテリアのアクセントとして活用することが可能です。
・壁の傷や汚れを隠す:壁をクロスで覆うことで、傷や汚れを隠すことができます。また、汚れがついた場合でも比較的簡単にクリーニングできる場合があります。
・施工が比較的簡単:専門の技術を必要とせず、比較的簡単に施工することができます。DIYで取り組むことも可能です。
・防カビ・防汚効果があるものも多い:一部のクロスには防カビ・防汚効果があるものもあり、清潔な状態を保ちやすくなります。
(デメリット)
・費用がかかる:高品質なクロスを選ぶと、費用が高くなることがあります。特に広い面積をカバーする場合や、特殊なデザインのものを選ぶと費用が増える可能性があります。
・貼り替えが難しい:クロスの貼り替えは比較的手間がかかる作業であり、既存のクロスを剥がす際には下地が傷つく可能性があります。また、商品によっては剥がす際に接着剤が残ることがあります。
・耐久性が低いものもある:一部のクロスは耐久性が低いため、長期間使用する場合は傷みや色あせが起こる可能性があります。
・柄合わせや施工技術が必要:柄合わせや施工の際の注意が必要であり、初心者が取り組む場合は失敗する可能性があることもある。
2.塗装
塗装仕上げは壁や天井などの表面を塗料で覆い、色や質感を付けることで、インテリアの雰囲気を演出します。
(メリット)
・耐久性が高い:適切な塗料を使用することで、壁や天井の表面を保護し、耐久性を高めることができます。適切なメンテナンスを行うことで長く美しい仕上がりを維持できます。
・カラーバリエーションが豊富:塗料には多様な色や仕上げが用意されており、自分の好みやインテリアに合わせて選ぶことができます。また、カスタムカラーを作成することも可能です。
・施工が比較的簡単:専門の技術や道具を必要とせず、比較的簡単に施工することができます。塗装のDIYも行うことができます。
・修復が容易:壁面にできた傷や汚れを修復する際、塗料を使って修復することができ、比較的簡単に元の状態に戻すことができます。
(デメリット)
・施工に時間がかかる:塗装の施工には複数の工程が必要であり、時間がかかることがあります。特に広い面積や複雑な形状の場合は作業時間が増えることがあります。
・重労働:塗料を塗る作業は体力を要するため、大きな面積を塗る場合や長時間作業を続ける場合は肉体的に負担がかかることがあります。
・匂いや揮発性の問題:一部の塗料には強い匂いや有害な揮発性有機化合物(VOC)が含まれているものがあり、換気や対策が必要な場合もあります。
・色落ちや変色の可能性:安価な塗料や劣化した塗料を使用すると、色あせや変色が起こる可能性があります。適切な塗料を選ぶことが重要です。
3.漆喰
漆喰仕上げは、漆喰と呼ばれる天然素材を使用して壁や天井の仕上げを行う方法です。
漆喰は石灰や砂、水などの自然素材から作られており、通気性や調湿性に優れているため、快適な室内環境を提供します。
(メリット)
・呼吸性が高い:漆喰は自然素材でできており、通気性や調湿性が高いため、部屋の湿度調整に役立ちます。湿気を吸収して蒸発させることで室内の快適な環境を保つことができます。
・抗菌・防カビ性がある:漆喰には抗菌作用や防カビ効果があるものもあり、清潔な環境を保つ効果が期待できます。
・自然素材で環境にやさしい:漆喰は天然の石灰や砂、水などから作られているため、環境にやさしく、リサイクルや再利用もしやすい素材です。
・耐久性が高い:適切に施工された漆喰は耐久性が高く、傷や汚れがつきにくく、長期間美しい仕上がりを維持することができます。
(デメリット)
・施工が技術を要する:漆喰は施工に一定の技術が必要なため、専門的な知識や技術を持った職人に依頼する必要があります。DIYでの施工は難しい場合があります。
・手入れが必要:漆喰仕上げは表面がややデリケートなため、定期的な手入れが必要です。汚れや傷を放置すると、仕上がりの美しさが損なわれる可能性があります。
・漆喰の取り扱いに注意が必要:漆喰は粉塵を生じるため、施工時や手入れ時にはマスクや保護具の着用が必要です。また、硬化するまでの間は水をかけたり触らないように注意する必要があります。
・費用が高い場合がある:漆喰仕上げは手間がかかるため、他の内装仕上げ材に比べて費用が高い場合があります。素材や施工方法によって価格は異なります。
4.合板
合板仕上げは、建築やインテリアデザインなどにおいて使われる木材の仕上げ方法の一つです。
合板とは、薄い木の板を貼り合わせて作られた板のことであり、その表面を仕上げることで美しい質感や風合いを持たせることができます。
メリット:
・耐久性が高い:合板は強度が高く、耐久性に優れているため、壁や天井の表面をしっかりと保護することができます。
・デザイン性が豊富:合板にはさまざまな木材を使用し、木目や質感が豊富なデザインが可能です。部屋の雰囲気やテイストに合わせて選ぶことができます。
・施工が比較的容易:合板は比較的取り扱いや施工が簡単であり、専門的な技術を必要とせずに施工することができます。
・防音・断熱性能が高い:合板は木材の特性を活かし、防音・断熱性能が高いため、部屋の静かさや快適な温度を保つ効果が期待できます。
デメリット:
・費用が高い:木材の質やデザインによって価格が異なり、他の内装仕上げ材に比べて費用が高い場合があります。
・メンテナンスが必要:合板の表面は木製であるため、定期的な保護やメンテナンスが必要です。汚れや傷が付きやすいため、適切な手入れが求められます。
・湿気や熱に弱い:木材は湿気や熱によって変形したり劣化することがあるため、特に浴室やキッチンなど湿気の多い場所や高温の場所には適さない場合があります。
・燃焼性:木材は燃えやすい素材であるため、火災によるリスクがあります。防火処理を施すことで火災対策を行う必要があります。
以上が内装仕上げの4選です!
それぞれの良いところを意識して家作りにお役立て下さい!