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備えるお家 ~Vol.1~
建築
東日本大震災から12年経ちました。TVから流れる映像に突然起こる自然災害の恐ろしさを感じました。
近年、日本の全国各地で大型台風や集中豪雨、地震などの自然災害が頻発しています。
突然やってくる災害にも「日頃からの備え」をしておくことがとても大切です。
今回は新築やリフォームなどお家を検討される際に、役立つ設備について考えてみます。
・窓シャッター
防犯の意味で付けられる場合も多いですが、ここ最近は大型台風や暴風雨時の飛来物による窓ガラスの破損対策としても、シャッターはとても有効になります。新築、リフォームにも取り付けが可能なシャッターもあります。
・エコキュート
電気でお湯をつくるエコキュートは貯湯式なので、停電した際にタンクに溜まったお湯を使うことができます。断水時には、非常用取水栓からタンク内に溜まったお湯や水を、生活用水として使うことも可能です。370Lの給湯器(満水時)で20Lのポリタンクが約18個分使用できます。飲用には使えませんが、洗い物などに使えるととても助かります。
(※集合住宅等「ポンプ」で給水をしている場合は、お湯が出ません)
・雨水タンク
雨水をタンクに集めることで、普段はお庭の水やりや洗車に活用でき、断水時はトイレの排水や災害用水としても利用することができます。
・保安灯
停電時に暗い中を避難するのは、とても危険です。コンセントに差し込んでおくタイプの保安灯があれば、とても便利です。
取り外すタイプの携帯電灯としても使用が出来、夜中の避難時も安心です。普段の生活でも活躍してくれます。
他にも役立つ設備が色々あるので、一度防災の観点から検討してみるのも良いかもしれませんね。