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家を買うなら早い方が良い3つの理由
不動産 幸司
greenに相談にこられるお客様の中でも、長期間での計画で
マイホーム購入を検討されておられる方がおられます。
オリンピック後は不動産価格が下がるかもしれない。
生産緑地2022年問題でどうなるか様子みたい。など
理由は様々ですが、お会いさせていただいたお客様には、
「家を買う気持ちがあるなら、早い方が良いですよ」とお伝えしております。
もちろん、早いほうが良いと言っても、例外はあります。
未成年でないこと、
勤続年数が出来れば3年以上(短くても1年前後)であること、など。
そのような前提は抑えた上で、
どうせ買うなら早い方が良い理由は、主に下記3つが挙げられます。
・健康リスク
・高齢者返済リスク
・家賃のリスク
では、それぞれのリスクについてご説明していきます。
■「健康リスク」とは?
健康上の問題があると、住宅ローンを組む際に付帯される
「団体信用生命保険」に加入できなくなる可能性が高くなります。
「団体信用生命保険」は借りた方が万が一亡くなった時に借入がチャラになるという保険ですので、
加入時には、健康状態の申告や検査が必要になります。
糖尿病や初期のがんなどに罹患したことがあると、審査に通らない場合も。
最近ではコロナ罹患歴なども審査に影響が出るとか出ないとか。。。
「団体信用生命保険」に入れないと、そもそも住宅ローンを組めません。
つまり家を買いたくても、買えなくなってしまうのです。
人間ある程度の年齢になると、健康診断で引っかかったり、
何らかの病気を患ったりすることは決して珍しくはありません。
そう考えると、健康リスクが低い段階で住宅ローンを組んでしまうのがオススメです。
■「高齢者返済リスク」とは?
基本的に、年金には住居費用は含まれていないのが現実です。
すると必然的に発生するのが、定年してからのローン返済のリスクです。
例えば、35歳から35年ローンを組んだ場合、
ローンの返済が完了するのは70歳です。
65歳まで働いてもあと5年残ります。
まだこの期間なら、ほとんどの人は繰上げ返済したり、
退職金で払ったりできるので、完済することはそう難しくないかもしれません。
それが、住宅購入時の年齢が45歳だといかがでしょうか?
借入期間も短くしなくてはならず、
そのせいで月々の返済額も多くなります。
30年ローンを組んだとしても完済は75歳。
仮に65歳まで働いたとしても、まだ10年の返済が残っています。
賃貸住まいに比べるとまだ良いですが、定年後10年間ローンを払い続けるのは、
決して楽なことではありません。
■「家賃リスク」とは?
仮に月々8万円の家賃に住んでいるとして、
30歳から45歳まで15間支払ったとしたら、約1440万円になります。
老後2000万円問題もある中で、家賃でここまで支出してしまうと、
なかなか老後に向けた資産形成に回すのが困難になるかと思います。
さらに、このお金は大家(オーナー)の資産になるだけで、
自身の資産としてはまったく何も残りません。
住宅購入が遅くなればなるほど、それまで支払った家賃がもったいないことになります。
これが「家賃リスク」です。
■まとめ
今回は、家を買うなら早いほうが良い3つの理由について
まとめさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
他にも早く買ったときのメリットは考えられますが、
主な理由3つを取り上げさせていただきました。
日々忙しく過ごしていると、なかなかゆっくり考える機会がないかと思いますが、
住居費用は一生涯にわたり掛かるコストになります。
住宅は考え方によっては、資産として考えられますし、
住宅ローンは「団体信用生命保険」という保険の性質もあります。
家を買う予定があるが、先延ばしにされている方、賃貸住まいの方は、
ぜひ一度、前向きに検討してみてはいかがでしょうか?
green建築工房では、
物件探し⇒リノベーション提案⇒設計施工⇒アフターメンテナンスまでを
一社完結でサポートさせていただきますので、ぜひ気軽にご相談ください。
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