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リノベーション素材、いつかはヴィーガン素材になる?
SDG’s リノベーションとは
こんにちは(*’ω’*)
green建築工房 空間デザイン室 所属のゆきです。
今日は、リノベーション【素材を選択するために】の番外編!
昨今「サスティナブル」や「ヴィーガン」といった言葉をよく耳にしませんか?
私自身はZ世代にドンピシャなこともあり、よく耳にしますし、かなり興味津々。
いつかはリノベーション素材にもヴィーガン素材が流入してくるのではないかと考え、ドキドキしています。
だけど知らないことばかりで、勉強中。
なので、知ったことをアウトプットして、皆さんとシェアしていけたらうれしいなと思っています!
是非みなさんが知っていること、Instagramなどでコメントください!
目次
⑴ヴィーガンウール
⑵ヴィーガンレザー
⑶私が購入したいっ!サスティナブルな、靴とお財布のメーカーをご紹介
⑴ヴィーガンウール
海藻繊維
“シーセル“とも呼ばれていて、その名の通り、海藻の繊維からできています。
植物由来なので、自然に生物分解もでき、環境に優しいエシカル素材です。
オーガニックコットン
ノンケミカル・無農薬で栽培されているコットンは、コットン産業に携わる労働者の人々にも優しいエシカルな素材です。
オーガニックコットンは、弾力性がありながら、優しい肌触りが特徴的です。
カポック
インドネシアや東南アジアに自生しているカポックという木になる木の実から取れる綿。
軽く、空気を含み、湿気を吸って、自ら発熱する特殊な素材で、木を伐採することなく綿を採取することができ、アニマルフリーの洋服を作ることができます。
⑵ヴィーガンレザー
アップルレザー
ジュースをつくる際に廃棄される皮や芯を活用してうまれた“アップルレザー”。
樹脂層にりんごの粉末が混ざっており、軽くて柔らかい生地に仕上がるそうです。
自動車メーカー「フォルクスワーゲン」がシートの表面にアップルレザーを採用するなど、次世代の新素材として注目を集めているそうです。
サボテンレザー
サボテンが自生しているメキシコで生まれた“サボテンレザー”。
サボテンの葉の粉末を加工して生産されます。
サボテンは、少ない水の量で栽培可能で、二酸化炭素も吸収できるという環境にやさしい植物。
イタリアの世界最大級の皮革見本市で登場した際には「高級ブランドの使用にも最も適する」といわれたほど、良質なヴィーガンレザーとして評価されています。
キノコレザー
キノコの菌糸体を培養し、複雑に絡み合うことで革のような繊維を作り上げるという“キノコレザー”。
菌糸体は数週間で成長するそうで、本革に比べて圧倒的に生産効率が良いのが特徴。
エルメスやアディダスなどのブランドが、キノコレザーを採用したプロダクトを発表し話題となっているようです。近々製品としての発売も予定されており、さらに注目が集まると予想されています。
パイナップルレザー
パイナップルの葉の繊維を活用した“パイナップルレザー”。
生地を作るためにパイナップルの葉を農家から買う、パイナップル農家は廃棄していた葉を売ることで収益得る、という良い循環がうまれているそうです。
手触りは革とは少し異なった触感で、軽さ、独特のシワが新しいと注目を浴びています。
⑶私が購入したいっ!サスティナブルな、靴とお財布のメーカーをご紹介
使用済ペットボトルから作られたリサイクル糸を使用した靴
Öffen(オッフェン)
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めちゃくちゃかわいいのに、オッフェンのシューズのアッパー部分には、使用済ペットボトルから作られたリサイクル糸を使用されています。
分別回収された使用済ペットボトルは、リサイクル専門の工場で、洗浄、殺菌され、小さなチップへと粉砕されます。
さらに熱処理を加え紡績することで再生PET糸として生まれ変わるのだそう。
高品質なポリエステル素材なので、ご家庭で水洗いすることも可能とのことです。
購入はまだですが、生地がそもそも柔らかくて履き心地もよかったです。次に靴が必要になったらゲットするつもりです!
サボテンレザーを使用したお財布
Re:nne(リンネ)
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サボテンレザーは、メキシコに拠点をおくDESSERTO社のものを使用しているそうです。
同社のサボテン農園は、その土地の原種のみを自然のサイクルに沿って有機栽培していて、成熟した箇所のみを収穫し、それを太陽の下で自然乾燥させたのちに特許技術でレザーにしていきます。
この工程の中でも有害な化学物質が使用されることはなく、各国でオーガニック認定を受け、環境に配慮された方法で生産されていのだそうですよ。
デザインでは、機能性を重視し、無駄なものをそぎ落としたミニマルさが、心をつかんでくれます。