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住まいの新たな選択肢
リノベーションとは 不動産 幸司
- 目次
- 1.中古を買ってリノベーション
- 2.中古リノベの成功は○○で決まる!?
- 3.物件探しからリノベーション会社に相談するメリットは?
- 4.ワンストップサービスでの注意点は?
中古を買ってリノベーション
日本では「新築至上主義」と呼ばれるように、
マイホームといえば新築という価値観がとても根強いです。
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しかし、近年では「中古を買ってリノベーション」(以下、中古リノベと呼ぶ)という選択肢を用いて、
限られた予算で自分たちの理想のライフスタイルを実現されている方も増えてきています。
これは「フローからストックへ」という住宅市場における大きな方針転換が起因しており、
この大きな転換となった背景として、2つの要因が考えられます。
・これまで大量に建てられてきた住宅が、人口減・さらなる新築の建築により、
急激に空き家が増加していること。
・終身雇用などの安定や年功序列といった右肩上がりの収入が期待できなくなり、
「住まい」に大金をかけられなくなっていること。
以上のような要因から、中古リノベという選択肢が少しづつメジャーになりつつあります。
しかし一方で、理想のライフスタイルを求めてこの新たな選択肢を選んでも、
マイホームといえば新築という価値観がとても根強いです。
希望のリノベーションが出来なかったり、妥協してしまったというケースもよく耳にします。
中古リノベの成功は○○で決まる!?
では、中古リノベで理想のライフスタイルを実現するためには、
どのような点がポイントになるのでしょうか?
結論から言いますと、
中古リノベでの成功は「物件探し」で決まります。
![住の新たな選択肢](https://greenkk.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/1572606_l-1-1024x683.jpg)
リノベーション前提で物件探しをする場合のよくある失敗パターンとして、
リノベーションに精通していない会社、もしくは担当者に依頼するケースが挙げられます。
言い換えると、一般の不動産仲介会社に依頼し物件探しをしているケースです。
不動産会社ではトップ営業マンと呼ばれる方たちも、
あくまで不動産のプロであり、建築のこと、リノベーションのことに関しては
全くといって言いほどわからないことが多いです。
・リフォームとリノベーションの違いが分からない
・リノベーションで出来ること、出来ないことがわからない
・予算感がわからず、適切な資金計画ができない
・引渡し後に問題が起きた時に責任の所在
このような状態で物件探しをしてしまい、後々トラブルになっているケースが多く見受けられます。
雑誌やSNSなどで、お洒落でこだわったリノベーションの事例を頭に浮かべて、
こんな風にしたいとイメージしていても、物件探しで躓いてしまってはすべてが台無しに。
![中古リノベーション](https://greenkk.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/1624F0AD-3BE5-4780-9D5D-8386F0080166-1024x683.jpeg)
そうならない為にも、もし中古リノベを検討されている方は、
物件探しからワンストップで対応してくれるリノベーション会社に依頼することをおススメします。
物件探しからリノベーション会社に相談するメリットは?
一般的には、以下のように
★物件を探す=不動産会社へ出向く
★設計、施工=リノベーションが可能な会社を探す
★住宅ローン=銀行などの金融機関に相談する
といったように、それぞれの依頼先とやり取りをしたり、契約を交わしたりする必要があります。
一方、最近では物件探しの段階から相談できるリノベーション会社も多くあり、
これらの手続きを1社を窓口として行うことで、煩雑だった流れをシンプルにするのが、
「ワンストップサービス」と呼ばれるものです。
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物件探しからお引渡しまでの一連の流れを1社完結で対応できるようになるため、
スムーズかつ、わかりやすく進めていくことができます。
物件探しからこのような会社に相談することにより、
以下の3つのメリットを受けることが考えられます。
①物件費用とリノベーション費用との予算配分がしっかり出来る
②住宅ローン金利でリノベーション費用をセットで借りることができる
③リノベーションで出来ること・出来ないことがわかる。
それぞれについて、もう少し細かく解説していきます。
①物件費用とリノベーション費用との予算配分がしっかり出来る
ワンストップなら、予算のバランスをとりやすいこともメリット。
実は、物件を先に購入した結果、リノベーションをする段階で予算不足になってしまうケースが多々あります。
物件購入にすでに多くの予算をつぎ込んでしまい、リノベーションで妥協する…
なんてことにもなりかねません。
そもそも限られた予算のなかで、物件購入費用、リノベーション費用にそれぞれどれくらい
予算を割くかのバランスを考えながら進めていくことがとても大事なのです。
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ワンストップサービスなら、物件重視にするか?リノベーション重視でこだわるか?などの選択肢から
予算を配分することが可能となり、最も重要視するポイントを明確にできることがメリットです。
②住宅ローン金利でリノベーション費用をセットで借りることができる
ワンストップサービスの場合、物件費用とリノベーション費用を合算して、
住宅ローンとしてセットで組むことが可能になります。
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「物件費用+リノベーション費用」のトータル金額を、住宅ローン金利で組むことができるのです。
これは、数千万円と大きな金額だけに、少しでも低い金利でローンが組めることは大きなメリットとなります。
③リノベーションで出来ること・出来ないことがわかる。
すでに購入した物件でリノベーションをしようと試みたけど、建物の構造上の問題や、
配管・換気ダクトの経路の問題で、泣く泣く断念…、あるいは、管理規約の問題などで
思い通りのリノベーションができなかった、なんてケースもしばしば。
しかしワンストップならば、リノベーションを行う専門家と一緒に物件の確認をすることができるので、
自分たちの希望や理想のリノベーションが可能かどうかを、事前に判断できるところがメリット。
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例えば、
・既存の壁を壊して広いリビングをつくりたい
・キッチンやお風呂の位置を変えたい
・あえて躯体を見せる仕上げにしたいけど、管理規約に則っているか? など
一般的な不動産仲介会社と確認するケースと違い、
ワンストップサービスでは、希望するリノベーションが可能か否かを、
物件購入前にチェックできることがメリットです。
また、引渡し後やリノベーション後に雨漏れが発生したなど、
建物にトラブルが起きた場合、不動産仲介会社とリノベーション会社が別々になると、
責任の所在があいまいで、たらい回しになるケースも散見されます。
ワンストップサービスの会社であれば、物件選びとリノベーションが同じ会社なので、
何か万が一のことが起きた際の責任の所在が明確な点もメリットの一つとなります。
ワンストップサービスでの注意点は?
ここまでワンストップサービスのメリットばかりをお伝えしてきましたが、
もちろん注意すべき点もございます。
このように、ひと言でワンストップサービスといっても、
会社によって進め方や体制は多種多様で、それぞれにメリットやデメリットがあります。
物件探しから設計、施工、インテリアコーディネートまでを自社ですべて対応する会社もあれば、
物件探しは提携の不動産仲介会社に、施工は提携の工務店に依頼するという会社など様々です。
全てを自社でやるから良いということに限らず、それぞれに特化した専門会社と提携した方が
レベルの高い専門性を実現できるケースもあったりします。
どちらが良いという話ではなく、「ワンストップサービス」だからと一括りにするのではなく、
相談先となる会社がどういう考えをもった会社で、どういう体制でサポートしてくれるのかを、
依頼する前にしっかりと把握することが大事です。
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![](https://greenkk.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/kv_title.png)
是非、このコラムを読んでいただいた皆様には、
自分たちの理想を叶えてくれる最良のパートナーとなる会社と出会ってもらいたいです。
それが私たちgreen建築工房であれば、うれしい限りです。