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リノベーションで何を作るのか

リノベーションとは

住宅のリノベーションでは大規模な場合、建物の構造部材を残して全て解体し、新しくすることが多いです。

内部は新築した家と変わりなく綺麗になり、間取りも住み手に合わせて変更するので自由に自分たちに合った家にすることができます。

家に限らず、過ごす環境を作るのは壁や床、天井などの要素であって、形あるものです。ただ、形の中にも素材によって質感が違っていたり、色も様々です。その場に立った時に感じる風も温度も湿度も環境を作り出す要素の一つ。テーブルに置いたグラスも床に置いた植物も、窓から見える景色も全ては環境において重要な役割を担っています。そこから生まれた空気を人は五感で感じ取り、体感するのです。

リノベーションは内部の改造だと認識されていることが多いですが、目に見える形だけに留まらず、より大きな視野を持って取り組むべき行為だと感じています。

家の建つ立地や使用する材料からだけでなく、家族の暮らし方や生き方が漂う空気に現れます。設計段階では意図していなかった意外な見せ場が家の中に生まれることだってあります。

ただ家を形として作るのではなく、家作りを通して人との繋がりや暮らし、漂う空気、目には見えないモノも含めてお客様と一緒に作りたいと思うのです。