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金沢を歩いて感じた「受け継ぐ」ということ
建築 日常のできごと 洋
先日、金沢を訪れました。
兼六園や尾山神社、古い町並みを歩いていると、昔から残る建物や景色にたくさん出会います。
金沢は伝統工芸のまちとして知られていますが、実際に街を歩いてみると、その文化は工芸品だけではなく、街並みや建物、庭園などにも息づいているように感じました。

そこで感じたのが、「残っている」のではなく、「残してきた」ということです。
庭園も建物も、誰かが手入れをし、修繕をし、技術を受け継いできたからこそ、今の姿があります。
これは伝統工芸も同じではないでしょうか。
職人が長い年月をかけて磨いてきた技術を次の世代へ受け継ぎ、その時代に合った形へと少しずつ進化させていく。
金沢という工芸文化が根付くまちだからこそ、「受け継ぐこと」の価値を強く感じました。
建築の仕事をしている自分にとっても、考えさせられる部分があります。

新しいものをつくることはもちろん大切です。しかし、それと同じくらい、今あるものを大切にしながら次の世代へつないでいくことも建築の大切な役割だと思います。
古い町並みも、職人の技術も、何もしなければいつか失われてしまいます。
だからこそ、それを守る人がいること、その価値を理解し、受け継ごうとする人がいることが大切なのだと改めて感じました。
伝統工芸で有名な金沢だからこそ、単に「古いものが残るまち」ではなく、「価値あるものを未来へつないできたまち」なのだと思います。
金沢の街を歩きながら、そんなことを考えた一日でした。







