こんにちは。
 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
先日、インスタグラムを見ていて、
 いつも素敵な本を紹介されている方の投稿が目に留まり、
 『ドイツの緑の薬箱』を手に取り、読みました。
私が自然療法に興味を持つようになったのは、今からちょうど10年前。
 朝ごはんを作っている時、手の関節に違和感を覚え、
 整形外科を受診したところ「関節リウマチ」と診断されました。
薬による治療に強い抵抗があった私は、
 そこから自然療法という世界に惹かれていきました。
すぐに答えが出るものではありませんでしたが、
 試行錯誤を重ねる中で、少しずつ
 「自分なりの向き合い方」が見えてきたように思います。
『ドイツの緑の薬箱』にも書かれていましたが、
 迷ったときは
「なるべく自然に近いものを選ぶ」。
最近、この言葉が
 とても腑に落ちる瞬間が増えています。
便利なもの、早く結果が出るもの。
 時代はどんどん進んでいきます。
 けれどその一方で、
本当に大切なことは、
「シンプルに、自然に生きること」
 なのではないか。
そう感じるようになりました。
この考え方は、
 住まいも、暮らしも、体も、すべて同じ。
無理に足すのではなく、
 余分なものを減らし、
 本来の心地よさに戻していく。
この本には、
 薬に頼りすぎるのではなく、
 植物や自然の力、日々の暮らしの中にある「整える知恵」が
 とても丁寧に紹介されています。
自然と共にある暮らしが、
 心と体を整えてくれる。
ドイツでは、
・ハーブ
 ・森
 ・日光
 ・風や空気
といった自然の要素を、
 生活の一部として大切にしているそうです。
『ドイツの緑の薬箱』を読んで、
 「リノベーションも同じだな」と感じました。
壊れたから直す。
 古くなったから変える。
それだけではなく、
これからの暮らしを、より健やかにするために整える。
そんな視点を、
 これからも大切にしていきたいと思います。

大好きな日本から一歩も出たことのない
 green建築工房のタカコより、『ドイツの緑の薬箱』ご紹介でした。