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不要だったものを再利用する魅力
SDG’s インテリア 建築 大右
最近雑誌などでよく見るアップサイクル建材について素材の勉強を兼ねて、調べてみたので一部ご紹介したいと思います。
アップサイクル(upcycling)は、廃棄物や使われなくなった製品を再利用して新たな価値を生み出すことを指します。例えば、古い家具を修復して再利用する、廃材を使って新しい製品を作るなどがアップサイクルの例です。従来のリサイクルとは異なり、アップサイクルは、資源の削減や廃棄物の削減に寄与し、環境に優しい方法として注目されています。
様々な業界で活用されていますが、アップサイクル建材として建築業界や内装デザイン業界で広く利用されており、持続可能な建築やエコフレンドリーなデザインの実現に貢献しています。
アップサイクル建材の利点には、以下のようなものがあります。
- 環境への負荷を軽減することができる
- 資源の節約につながる
- クリエイティブなデザインやユニークな外観を実現できる
- 耐久性や品質が高い場合がある
素材として活躍しているアップサイクル建材を一部ご紹介します。
エッグタイル
卵殻をきれいに洗浄して、卵殻膜を取り除き粉砕、乾燥の工程を経た原料をタイルとしてアップサイクルした商品
Mokkun
新しい材料でありながら今まで活用できていなかったプレカット等の端材を主原料にアップサイクルした木の塗り壁材
SOLIDO typeF coffee
火力発電所で発生する石炭灰の他、コーヒーショップで使用済みのコーヒー豆など多岐にわたる廃棄物をアップサイルした内装ボード
ステラポップ
捨てられるはずだった繊維素材を家具などのインテリア製品としてアップサイクルした商品
他にも様々なアップサイクル建材がありますので、実際に施工事例としてご紹介していけるようご提案していきたいと思います。