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意外と知らない『無垢材』の魅力!
リノベーションとは 建築 隆介
こんにちは!
今回のテーマは『無垢材』についてです。
魅力について一緒に勉強していきましょう!
【無垢材とは】
無垢材とは、1本の木から必要なサイズの木材を直接切り出して、一枚板に加工した木素材のことを言います。
天然木から切り出して仕上げられるので、加工に接着剤などの化学物質を使用していない点から自然素材としても注目されている材料です。
一方で、フローリングに使われる木素材には無垢材のほかに「複合フローリング」があります。
薄くスライスされた複数の板を接着剤で貼り合わせ、表面にプリントシートや化粧板などを貼り付けて仕上げられたものが「複合フローリング」です。
無垢材と比べると安価なのでこちらも人気の高い床材です。
【無垢材のメリット】
1.本物の木感が味わえる
自然素材の持つ温かい風合いや質感、柔らかい肌触りが大きな魅力です。
2.経年による味わいが楽しめる
間の経過とともにその木肌の色が深まり魅力が増していきます。
家族の成長と共に増えていく傷も愛着が湧いてくるものです。
【無垢材のデメリット】
1.変形する可能性がある
調湿作用があることから、湿気を吸収して膨張したり、逆に湿気を放出して収縮やひび割れを起こしたりする可能性があります
2.水に弱い
水汚れの放置はシミや黒ずみの原因になります。
水汚れが付いてしまったりしたときはすぐに拭き取る必要があります。
【無垢フローリングと複合フローリングの比較】
1.価格
無垢フローリングの方が高価で複合フローリングの方が安価です。
メリット・デメリットで説明したように、理由としては材料の確保と加工工程の差が挙げられます。
2.質感
肌触りがよく温かみのある無垢フローリングと比べると、ヒンヤリ冷たいのは、熱伝導率が高いのが複合フローリングの特徴です。
3.防水性
防水性が高いのは複合フローリングです。
無垢材もクリア塗装などはできるのですが、やはり複合フローリングには敵わないです。
4.耐久性
木は柔らかいので、へこみや傷がつきやすいのは無垢フローリングですが、長い目で見た時に張り替えのリフォーム工事が必要となるのは複合フローリングが多いです。安価な理由としては20〜30年後の張り替えを想定した価格設定だからです。
【まとめ】
無垢材について簡単にまとめました。
無垢フローリングにも複合フローリングにもメリット。デメリットはあります。
しっかりと学んで知っている上でマイホームに取り入れて欲しいです。
本日もブログを見て頂きありがとうございました。それではご安全に!