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フローリングについて
現場日誌 洋
こんばんは!
今回は床材の中でも一番使われているフローリング材についていろいろとご紹介していきたいと思います。
住宅では一般的に使用されるのが木製のフローリング材
ただ単にフローリング材といっても様々な種類があるのはご存じでしょうか?
木質フローリングには大きく分けて4つのタイプのフローリングがあります。
①無垢フローリング
無垢フローリングはヒノキや杉などの木材を加工し形を整え、床材にしたものです。
天然木をそのまま加工しているため自然の風合いや肌触り、木材自体の調湿機能が生かされているのが特徴です。
弊社はこの無垢フローリングを標準的に使用しております。
②突板フローリング
突板(つきいた)フローリングとは、合板基材などに0.2~0.5mm程度のスライスした無垢材を接着した複合フローリングです。大量ロットでの生産が可能で大手建材メーカーが主体的に販売しています。色味や塗装など各メーカーごとに様々なラインナップがありホームセンターなどでも手軽に購入できます。
③シートフローリング
シートフローリングとは、合板基材などに木目やタイル調の印刷したシートを接着した複合フローリングです。近年の印刷技術の向上により本物のような木目やタイルのようなフローリングから一見してシートとわかるフローリングまで様々なラインナップがあります。こちらも大手建材メーカーが主体的に販売しており、ホームセンターなどで気軽に購入できます。表面のシートの印刷には制限がないので突板や無垢と比べ豊富なラインナップが最大の特徴です。
④挽き板フローリング
挽き板(ひきいた)フローリングとは、2~4mm程度の無垢材を合板基材に貼り合わせた複合フローリングです。無垢材の高い意匠性と複合フローリングの機能性を併せ持つハイブリッドタイプのフローリング材です。自然環境保護への意識が高いヨーロッパを中心に無垢フローリング材の代替として広く普及していき、近年では意匠性の高さと床暖房等への対応が可能なことから日本の大手建材メーカーの最高級ラインナップなどに加わって広く普及しつつあります。
それぞれのフローリングに良さがあり、風合いも変わるので選定される際は全体の感じをみてぜひ決めてください。