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リノベーション事例~室内窓を作る~
今回はリノベーションした現場の窓に注目して、出来上がるまでを説明したいと思います。
まず、工事に着手する前にどのようなデザインにしたいかをお客様と打合せさせていただきます。
具体的なデザインイメージが決まったら、どのようにして作るかを考えます。
今回の事例は、部屋の扉と統一感があり、一部開閉できる窓をご希望でした。
そのようなご要望に合わせて簡単なスケッチを作成します。
一つ一つの窓を構成する木枠の形を考えます。
後からガラスを入れることができるような納まりにする必要があります。
このように細かく決めた枠を工場で作ってもらい、現場で大工さんに組んでもらうことにしました。
解体して、新たに木の下地を作っている状態です。
そこに窓と扉の枠を取り付けます。壁はボードが貼られた段階。
部屋内から。ガラスを入れるための段差が見えます。
壁紙(クロス)を貼る前に枠だけ先に塗装します。
塗装が終われば、クロスを貼ります。段々と綺麗になってきました。
ガラスをはめて、最上部に開閉できる窓を取り付けて完成です。
部屋の窓ひとつでもお客様の想いがギュッと詰まっています。
作る上でも、色んな職人が関わって、色んな想いが詰まっています。
この先、何年も何十年も時をかけて家族を温かく見守る窓になってくれたらいいなと思います。