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京町家リノベーションで魅せる
デザイン 建築 現場日誌 涼
京都で工事を進めている現場ではもうすぐ大工工事が完了する状況まできました。
外部サッシも取付されて、壁の下地ボードも張られるといよいよ形が見えてきます。
2階の約半分は吹き抜けにしたプランなのですが、自然光がリビングに入り、既存梁の影が壁に映るのを見て安心しました。長屋でも外部を感じることができる、気持ちの良い空間なのです。
既存の梁越しに吹き抜けを見上げて天井を見ると、屋根の下地が見えます。周囲の断熱性能を向上させて、あえて部分的に残るこの天井は表しとしました。
2階の寝室からは吹き抜けを通して外の景色を望むことができます。
寝室から1階を見下ろす景色を想像して照明計画を考えたので、内装工事を終えて照明が付くことが楽しみです。
完成まであと1ヵ月ほど。いくつも魅力の詰まったこの空間を最後まで大切に作り上げたいと思います。
完成見学会は9月半ばを予定しているので、大阪からは少し離れますが、是非見に来てください。