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【リノベーション素材を選択するために】
リノベーションとは 建築
⑴フローリング
1,無垢と複合の違いを知ろう
こんにちは(*’ω’*)
green建築工房 空間デザイン室 所属のゆきです。
リノベーションの仕様決めの中で様々な素材が登場します。
ただ、どんなメリデメがあるのか、ライフスタイルに合うのかわからないという声をよく聞きます。
このブログでは少しずつ、そんな声に役立つ情報をお届けしたいと思っています♪
今日のテーマはこちら!
(1)フローリング
1,無垢と複合の違いを知ろう
木質フローリングには、いくつか種類があり、メリデメ、価格帯もさまざま。
自分たちのライフスタイルに合った、フローリングを選べるように一緒に目指しましょう!
フローリングは一般的に、構成と化粧材の種類によって分けられます。
無垢フローリング
天然木100%の板を使用。他の木材が混ざっていない、無垢材を使った床材のこと。
よく無垢フローリングに使われている素材は、ヒノキ・スギ・オーク・ウォルナットなどがあります。
自然塗料で仕上げたものは、天然木独特の芳香が残り、手触りがよいという特徴があります。
時間が経過すると徐々にその表情を変えるので、長年にわたって風合いを楽しめるのも無垢フローリングの魅力です。
「無垢材」と聞くと高級なイメージですが、木の種類や材料のグレード、サイズなど幅広く、価格帯もピンキリです。
複合フローリング
合板などの基材の表面に、化粧材を貼り合わせた床材のこと。
表面の化粧材によって 「挽き板」と「突き板」と 「シート」 の3種類に分けられます。
「挽き板」
天然木をのこぎりで2㎜程度の厚みに挽いたものを言い、その挽き板を基材に貼り合わせたフローリングのことを指します。
複合フローリングでも「挽き板」だと、床材に木質感を残すことも可能です。
「突き板」
突き板とは、木材を0.3~1㎜程度の厚さにナイフで突いた(=スライスした)ものを言い、その「突き板」を基材に貼り合わせたフローリングのことです。
木質感は軽減されますが、風合いを感じることが可能です。
フローリングには大きく分けて、4種類あることがわかりました。
大体のグレード分けは下図のようになります。
これを基本にしながら、メーカーやメリデメや実際の物件で使える種類を見分ける方法に使っていきましょう!