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美術と建築の関係
建築 日常のできごと 貫十
ここ数年、自分の誕生日には美術館に行くようにしています。
普段忙しくてなかなか行けてなかったので、誕生日と決めて行くようにしています。
自分へのご褒美の贅沢な時間。
先日は大阪市立美術館に行って来ました。
「メトロポリタン美術館展」
11/13 ~ 1/16 までの約2カ月間開催されていました。
メトロポリタン美術館はアメリカ・ニューヨークにある有名な美術館です。
そこから選りすぐりの名画が65点来日しました。
日本初公開も46点。
思ったより人は多かったのですが、たっぷり3時間楽しんできました。
個人的には大好きなレンブラントのフローラとモネの睡蓮が最高でした。
昔から美術と建築は深い関係にあります。
美術は感性を表現するアート。一方建築は理系の学問。
正反対に位置する分野に思われがちですが、意外にそうでもありません。
どこを切り取って見るのか
どう解釈するのか
ということになるのかもしれませんが、私にとっての建築、美術の交差するポイントは
「暮らしの表現」です。
私たちにとって建築は暮らし、ライフスタイルを表現する手段です。
建築を通じて暮らしをデザインしたいと考えています。
green建築工房のミッションステートメントは
「 私たちはプロフェッショナルなデザイン会社です。
オリジナリティのある暮らしをデザインし、
持続可能な環境をデザインし、
人と人とのつながりをデザインします。」
というものです。
自らを建築会社とは捉えておらず、広義な意味でデザイン会社と捉えています。
暮らしに密接につながるデザインと言えばわかりやすいかもしれません。
建築もアートも奥が深く、正解もない世界です。
そこで何をどう表現するのか。
私たち自身の人生観も反映される気がしています。
「本物」のアートに触れる機会をもっと増やして、私たち自身の感性をもっともっと高めていければと思います。