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脱プラスチックへの挑戦
日常のできごと 貫十
私たちgreen建築工房は建築会社ですが、ちょっと変わっています。
メインの建築以外にもいろいろ取り組んでいます。
私たちスタッフはみんな自然が大好きで、環境保護にも興味があります。
住宅リノベーションの際に使用するフローリングはほとんど無垢フローリングです。
それも国産にこだわって岡山の森の学校から仕入れています。
日本の木材の自給率は約3割弱、7割以上は外国から輸入しています。
北米やヨーロッパ、アフリカ、南米など、遠くからタンカーで運ばれてきます。
理由としては人件費、材木単価が安いからです。
新築住宅などはほとんど外国産の柱や梁が使われています。
少しでも安くする為の選択肢ではありますが、材木をタンカーで運ぶ際に大量のCO2を排出しています。
国産材を使用した場合、環境負荷は約1/5で済みます。
地域材を使用した場合はなんと1/14になります。
最近は工事で使う材料だけでなく、事務所もエコにしようということで取り組みだしたことがあります。
それは、’スポンジを使わない’ということです。
最近よく話題になっている「脱プラスチック」活動です。
2016年のダボス会議では
「2050年には海の中のプラスチックの重量が、魚の重量を超える」
という衝撃的な予測が発表されました。
細かく砕かれたマイクロプラスチックは魚を通して、既に私たちの体にも入っています。
スポンジを使わないことが環境保護にどれくらい貢献しているのかはわかりませんが、何も行動しないよりマシです。
個人でできることは限られていますが、会社として何か環境に貢献したいと考えています。
スポンジを使わないということは小さな一歩ですが、これからもgreenが大切にしていることを発信し続けていければと思います。