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補い支え合うもの
建築
柱、壁、梁など重要な部分を主要構造部と言います。
これらは、家には必ずあって大事なものです。
リノベーションをするにあたり、時には主要構造部を撤去することがあります。
その場合は、それらを補うための補強を必ずします。
解体後の状況を見て、必要な箇所を確認し、大工さんが“ほぞ“や“仕口“と呼ばれる、木材を接合するための突起を掘り、補強して頑丈にしていきます。
その納まりを見るのは私はすごく好きです。
刻みを入れ、ピタっと納まる様は芸術作品です。
(マニアックですみません)
きっと、人と人もこうやって補いながら支え合って生きているんだと思います。
日々の暮らしに欠かせない家も木が支え合って出来ている。そのために人の手が補っている。
人も家も繋がりを大事にしていきたいなぁと思う今日このごろです。