京都・瑠璃光院へ ― 建築をしている自分が感じたこと | 枚方市のリノベーション・リフォームはgreen建築工房

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京都・瑠璃光院へ ― 建築をしている自分が感じたこと

建築 日常のできごと 大貴

こんにちは。

施工管理のダイキです。

先日、紅葉が色づく少し前の時期に、京都・八瀬の 瑠璃光院 を訪れました。
紅葉ピークとは違う静けさがあって、建物の空気や光をじっくりと味わえる、とてもいい季節でした。

まず感じたのは、建物の中に入った瞬間の 光の柔らかさ
紅葉前の青い葉がまだ厚く、外からの光がやわらかくフィルターを通したように室内に入ってきます。

建築を仕事にしていると、光の入り方に自然と目がいくんですが、
ここは「光をどう扱うか」というより、
“自然の光に建物の方がそっと寄り添っている” そんな印象でした。

作り込んだ感じではなく、自然と建物が溶け合っているような…
そのバランスがとても心地よかったです。

有名な、机や床に映り込む光景。
紅葉前の季節は青もみじの緑が濃くて、反射が本当にきれいでした。

建築的にどうこう考えるより、
「これ、ずっと見ていられるなぁ」と素直に思いました。

紅葉の時期はとても混む場所ですが、
その直前は人も少なく、足を止めて建物の空気を楽しめました。

紅葉の派手な美しさよりも、
建物そのものの存在感を味わえる、静かな季節。

外の音も少なくて、光と木の香りが良く感じられて、
建築に携わる者としては、この季節に来られて本当に良かったなと思いました。

そんな空気感に触れて、
私たちの家づくりにも大切にしたい感覚を改めて感じました。

そして今ちょうど、京都は紅葉のピークを迎える頃かと思います。
私が訪れたのはまだ色づき始めの静かな時期でしたが、
今はきっと全く違う表情を見せてくれるはずです。

お時間があれば、ぜひ足を運んでみてください。

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