神は細部に宿る。

これは芸術やデザインの世界で古くから使われている格言です。

細かい部分までこだわり抜くことで全体としての完成度が高まることを意味しています。

家のデザインを考える時に全体的な統一感はとても大切です。

同時にちょっとした空白もとても重要な要素だと思っています。

単にシンプルな空間が落ち着くのではなく、空間に余白が存在することで完成に近付くのです。

繊細な美を細部に宿すことで、空間の質が上がると考えています。

お客様との打合せでは、よくインスタの写真やピンタレストの写真を参考に見せていただきます。

気に入られた写真達から要素を抽出し、なぜその写真が素敵だと感じたのかを導き出し、家のデザインとして昇華させます。

漠然としたデザインでは、同じような部屋は作れても、どこかしっくりこないモノになってしまいます。細かな部分まで情熱を込めて作りたいと思うのです。