リノベーションとリフォームの一番の違いは「新しい価値を付加すること」

 

価値といっても人それぞれ。

ダイヤモンドも興味のない人にとってはただの石ころ。

「お風呂はこだわりたい」という人もいれば、「シャワーさえ浴びれればOK」という人もいる。

 

家族構成によっても価値基準は変わってくる。

おじいちゃんおばあちゃんがいるのか、子供がいるのか、更に子供は男の子なのか女の子なのか。

 

趣味はなんなのか、好きなデザインは？

 

本当に様々な要素が影響し、同じ価値観で家を作ることはほとんどないと言っていいくらい。

 

今、大切にしていることと将来大切になるであろうことも違い、価値観は時間とともに変化してゆく。

 

リノベーションの打ち合わせをする上で、一番重要視していることは「好きなデザイン」ではなく、「理想の暮らし方」。

 

もっと言うと、「理想の生き方」「人生観」です。

 

これから新しい家でどんな暮らしをしたいのか、どんな暮らしだったら幸せなのか　を追求します。

 

実際、「どんな暮らしをしたいですか？」と質問してもすぐに答えられない人も多い。

 

様々なプランを提案して、だんだんイメージが湧いてきて、「こんな生活スタイルだったら楽しいな」というのが見つかってくる。

 

この工程は面倒なようで、一番大切な部分だと私たちは考えています。

 

お客様それぞれの人生観が出てきます。

 

自分たちの住まいを考えることで、将来の暮らし方やライフスタイルをしっかり考えることに繋がってきます。

 

住まいのリノベーションはこれからの人生を見つめ直すという有意義な時間になるはず。

 

自分たちですら気づいてなかった価値観に出会うこともあります。

 

リノベーションは新しい人生設計のカタチなのかもしれませんね。