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green tour
イベント 建築 日常のできごと ゆきこ
greentourへ初参加してきました。
greenの研修の一環で、建築やデザインを見て感性を磨いたり、学ぶ場として定期的にスタッフみんなで出かけています。
前回子どもの体調不良と重なり行けなかったので、今回の参加を楽しみにしていました。
今回は、岡山県にある『西粟倉森の学校』さんへ伺わせていただきました。
普段経理の仕事をしていて、フローリング等の仕入先として請求書でお見かけしていた森の学校さん。
自社栽培されている完熟で美味しいいちごを送ってくださったり、いい香りのする立派な木材を届けてくださる会社さんという印象を持っていました。
他にもいろいろと事業を行っているとのことで、興味津々で向かいました。
森の学校さんでランチをいただいたのですが、私は鹿肉と山椒のキーマカレーを選びました。
初めての鹿肉に少しドキドキしながらいただきましたが、いろんなスパイスが効いていてアッサリと美味しかったです!
会社のご説明を聞かせていただき、森を見に行きました。私の地元にも大きな山がたくさんありますが、「木」に着目して見るということが初めてでしたので、大変勉強になりました。
人工林と自然林の違いや、間伐する目的、どのような森を作ろうとしているか等、自然と人間が共存していくための活動について大変興味深いお話でした。
管理されて育った木と自然の木を同時に見られる場所へ連れて行っていただきました。
左側が管理されて育った木、右側が自然に育った木です。
同じ景色の中に、全然違う木の様子が見られて不思議な場所でした。
どちらが正解でも不正解でもなく、人間界でも同じようにどちらの生き方もできる中で、自分だったらどちらを選ぶかなぁと考えたりしました。
自然で自由なほうは一見良さそうに見えますが、木も太陽の光を奪い合い、光を取れなかったものは枯れていくという姿を目の当たりにして現実の厳しさを見た気がしました。
森のほかに、工場内や木材商品、森の学校さんの木材を使って建てられた役所、鹿の解体所やうなぎ養殖場、イチゴ栽培のハウス等たくさんの場所を見せていただき、ご説明を聞かせていただきました。
その規模に圧倒され、一貫した無駄を出さない全てが循環された仕組みづくりへの取り組みに感銘を受けました。私も普段からサステナビリティを意識した生活を心掛けていますが、より意識して生活していきたいと思いました。
DIYの木材が買えたり、時期がきたらいちご狩りやイベントも定期的に行っているようですので、是非遊びに行ってみてくださいね!
→https://morinogakko.jp/