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クレド#10「感謝、感動して仕事をする」
建築 日常のできごと 貫十
green建築⼯房には、クレド(⾏動指針)があります。
スタッフ⼀⼈ひとりが成⻑し、主体的に考えて⾏動していけるようになることが⽬的です。
・コミュニケーション関連
・態度・ふるまい
・⾃⼰成⻑・会社成⻑
の3分野に分けて、全30項⽬あります。
クレドシリーズ第10回⽬は、、
「感謝、感動して仕事をする」
ちょっとあれっと思った方もいるかもしれません。
「感謝して仕事をする」 はわからないでもないけど、
「感動して仕事をする」 ってどういうこと?
以前は
「感謝、感動してもらえる仕事をする」 でした。
これなら違和感ないですよね。
でもバージョンアップして
「感謝、感動して仕事をする」に変わりました。
このクレドの目的は お客様に喜んでもらうことです。
なので「感謝、感動してもらえる仕事をする」は間違いではありません。
ではどんな仕事をすれば感謝してもらえるのか?
どんな仕事をすれば感動してもらえるのか?
このクレドだけでは何もわかりません。
目的、目指すべき仕事はわかるけど、どうしたらいいのかわからない。
クレドは「行動指針」です。
どんな行動をとればいいのかがわからないとダメです。
感謝、感動してもらうために、こちらが先に感謝、感動して仕事をするということです。
「感謝、感動してもらえる仕事をする」 は相手視点です。
お客様が感謝、感動をするということです。
一方、「感謝、感動して仕事をする」 は自分視点です。
自分が感謝、感動して仕事をするということ。
お客様の行動や感情をコントールすることはできません。
でも自分の行動や感情はコントロールできます。
コントロールできるところにフォーカスすることが大切です。
ちょっと話はずれますが、
Give & Takeの法則というものがあります。
何かを与えたら何かをもらう、という対等な関係性のことを指す考え方です。
3Giveに対しては3Take
10Giveに対しては10Take
「対等な関係」というように GiveとTakeの「量」のバランスを指すのではないでしょうか。
私の考えるGive&Takeは「量」ではありません。
私は「順番」にフォーカスしています。
Giveが先でTakeが後。
まず与えることをして初めて受け取ることができると考えています。
先ほど、「お客様の行動や感情をコントールすることはできません。」と言いましたが、
実はTakeもコントロールできないのです。
無理やり奪うわけにはいかないので、受け取れるかどうかは相手次第です。
一方、Giveはコントロールできます。
なので、Giveが先です。
Giveしても対等なTakeが受け取れない場合もあります。
だからと言って、Takeを待ち続けていても何も変わりません。
世の中はバランスの法則で成り立っています。
その時に対等なTakeを受け取れなくても、時間差で必ず受け取れます。
それは数日後なのか、何か月後なのか、もしかして何年後かもしれません。
でも、遅れて受け取る場合はちゃんとその年月分の利子がついて戻ってきます。
話が逸れてしまいましたが、
まず自分が「感謝、感動して仕事をする」ことでお客様から「感謝、感動してもらえる」のだと考えています。
まずは自分たちが変わっていく。
私たちの大切な行動指針です。