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リノベーションの時代がやってきた。
最近はコロナの影響で大好きなキャンプにも行けてません、、、
今は収束させることが一番なので、ひとりひとりができることをするだけです。
キャンプはいつも2〜3泊、多いときで5泊することもあります。
キャンプは本当に大好きなのですが、毎回感じることは、家に帰って来たときの安心感。
本当にホッとします。
水道をひねればお湯が出てくるというだけで家のありがたさを感じます。
便利なキッチンがあって、お風呂も自動でお湯はりしてくれます。
家のありがたさを感じるためにキャンプに行ってるかのようです。
建築を学んでいた学生時代から、「住宅」に興味がありました。
公共建築物などにはあまり関心がなく、定期購読していたのも「新建築 住宅特集」。
住宅ってなんなんだろう?
これはずっと考えてきた命題で、これからも考え続けると思います。
この命題には答えがないからです。
時代と共に変化していくものでもあり、住む人にとっても違うものです。
だから、常に考え続けないといけない。
このコロナの影響で、世界中の価値観が変わりました。
外出自粛で自宅にいる時間も増え、テレワークで仕事を自宅でされる方もたくさんいます。
間取りを考える際、基本的に何LDK みたいな発想はしないようにしています。
リノベーションする場合、お客様がどういう暮らしをしたいのか、将来どういうライフスタイルに変わっていくのか、などをしっかり共有します。
既成概念にとらわれず、お客様のライフスタイルに合わせた間取りを考えていきます。
自宅で仕事 となると思いつくのが「書斎」
書斎と聞いて、小さな仕事部屋を作ればいいと考えてしまうと、可能性が広がりません。
どんな仕事内容なのか
作業時間はどれくらいか
子供を見ながらするのか
将来的には仕事内容は変化するか
、、、
いろんな視点から考えます。
いろんな切り口から検討した上で必要な空間を設計していく。
この作業がなかなか難しい。
出来上がった空間が似ていても、そこに至るまでのルートはみんな違います。
「住宅」は毎日の暮らしを支えていくものです。
キャンプのように一時的でもなく、生活の基盤となる重要な役割を果たします。
ライフスタイルに合わせて新しい空間を創る場合もあれば、
新しい空間を創ることで新たなライフスタイルを提案することもあります。
今は時代が大きく変化するタイミングにきていると思います。
まさしく柔軟性のあるリノベーションが重要な時代になっていくはずです。
私たちも変化を恐れず、常に柔軟な発想を持ち続けたいと思います。
早く穏やかな日々が戻り、キャンプに行けますように、、、