リノベーションで「できること」&「できないこと」 | 枚方市のリノベーション・リフォームはgreen建築工房

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リノベーションで「できること」&「できないこと」

リノベーションとは 建築 隆介

暑い日が続いていますが皆さん体調は大丈夫ですか?

現場も暑い中、職人さんが頑張ってくれているのでモノづくりが出来ています。

今日のテーマは、リノベーションで「できること」&「できないこと」です。

新築かリノベーションで悩む方がたくさんいると思いますが、リノベーションでも叶えられることがあるということを知ってもらいたいです。

それでは一緒に勉強していきましょう!

こちらの記事もご覧ください→『リノベーション』着工後の流れとチェックポイント

1.そもそもリノベーションってなに!?

リノベーションとは既存の建物に改修工事を加えて用途や機能を変更し価値を高め、これから住まれる方にあった空間にデザインすることを言います。

リフォームは現状復旧、リノベーションはさらに価値を高めるといったイメージが分かりやすいかなと思います。

2.リノベーションで「できること」

次にリノベーションでも叶えられることを見ていきましょう。

・戸建てリノベーションの場合

基本的に持ち家の戸建てなら、外装、内装、間取り、設備、配管など、ほとんどすべての場所を自由にリノベーションできます。

【間取り】

間取りは自由に変更が可能ですが、構造上必要や柱や梁などは抜くことができません。

その場合は、補強の柱や梁を入れて移動できるかを設計士さんに相談してみるといいでしょう。

仮に残さないといけない場合でも、壁にして隠したり、化粧材を巻いて魅せるなんてことも可能です。

【内装】

壁紙の変更、壁の塗り替え、床材の変更など自由に変更が可能です。

木造やコンクリート造などの種類によっても変わるのですが、基本的には上記のことが可能です。

下地によっては膨らみや亀裂が入りやすい場合もあるので注意してください。

【外壁・屋根】

塗装の塗り替え、外壁材・屋根材の張り替え及びカバー工法が可能になります。

防火地域・準防火地域では使用できる素材が限定されている場合があるので、プラン打合せの前に確認しておくことが必要になってきます。

【水回り設備】

キッチン設備、トイレ、お風呂など水回り設備の交換、増設、移動などができます。

床下には建物の基礎があるため、移動ルートや距離が限られる可能性はありますが、ある程度のことは可能です。

【窓、ドア】

窓ガラスや窓サッシの交換、内窓の設置、耐震性に影響しない壁への窓の増設・拡大、ドアの塗装や交換なども可能です。

こちらも既存の柱などの影響で多少サイズが変わったりする場合があるので要注意です。

【増改築】

建築基準法の制限内での増改築は可能です。

・マンションリノベーションの場合

マンションのリノベーションでは、基本的に所有する室内の「専有部分」のみリノベーションが可能です。

【間取り】

構造に影響のない壁や柱を取りのぞく、追加することでの間取りの変更は可能です。

戸建てと同様、構造に影響する壁や柱の撤去はできません。

【内装】

壁紙や床材、天井仕上げなどは専有部分なのでリノベーションが可能です。

クロスの張り替え、塗装、素材の変更などができます。

下地によっては膨らみや亀裂が入りやすい場合もあるので注意してください。

【水回り設備】

キッチン、トイレ、お風呂といった水回り設備を新しいものに交換することができます。

移動を伴う工事の場合は配管スペースの確保が必要な場合は段差ができたり、壁が出てきたりする可能性はあります。

【窓】

窓や窓サッシは共用部分のためリノベーションはできませんが、内窓を付けることは可能です。

マンションによって規約が違う場合があるので確認が必要です。

3.リノベーションで「できないこと」

次にリノベーションでは難しい内容を見ていきましょう。

・戸建てリノベーションの場合

柱や壁の中には、建物の構造を支える役割を持つものがあります。

それらを取りのぞくような間取りの変更はできません。

建築基準法の制限を超える増改築もできません。

・マンションリノベーションの場合

自分が所有している部屋でも建物の骨組みとなる構造部分、バルコニー、窓、玄関ドアなどは共用部分のため、リノベーションはできません。

構造に影響する柱や壁が抜けないのはもちろん、玄関ドアや窓の交換、ベランダの塗装などはできません。

床は専有部分ですが、防音性確保のためなどで使用できる床材を制限しているケースもあるので確認が必要です。

4.設計士や専門家の方に相談しよう

戸建てやマンションによっても「できること」「できないこと」が違うのが分かりましたね。

このブログだけで全て理解するのは難しいと思います。

気になることがあればぜひ、設計士や専門家の方に相談してみてください。

無理だと思っていたことができるかもしれません。

相談は気軽に、皆様が叶えたいことのお手伝いをできればと思っております。

本日のブログは以上です。猛暑の夏を頑張って乗り切りましょう。ご安全に!

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