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クレド#9「どんな問題でも他責にせず、自責で考える」
日常のできごと 貫十
green建築⼯房には、クレド(⾏動指針)があります。
スタッフ⼀⼈ひとりが成⻑し、主体的に考えて⾏動していけるようになることが⽬的です。
・コミュニケーション関連
・態度・ふるまい
・⾃⼰成⻑・会社成⻑
の3分野に分けて、全30項⽬あります。
以前は40項⽬以上あったのですが、厳選して30項⽬になりました。
クレドシリーズ第9回⽬は、、
「どんな問題でも他責にせず、⾃責で考える」
これも奥が深いテーマです。
結論から⾔います!
問題を⾃分でコントロールできるようになるためです。
コントロールする つまりハンドルを離さないということです。
他責というのは問題に対して、誰かのせいにしたり、社会のせいにしたりすること。
その時点で⾃分ではコントロールできなくなるので、ハンドルを⼿放すことになります。
ハンドルを⼿放しているので、⾏きたい⽅向には進まず、どこに進むかもわかりません。
それでも⼈は愚痴を⾔います。
「〇〇さんが悪い」
「社会が悪い」
「会社の⽅針がなってない」
もしかしたら、実際に「〇〇さんが悪い」のかもしれない。でも重要なことは誰が正しいかではありません。
重要なのは「⾃分の⼈⽣のハンドルを離さない」ことです。
誰かのせいにして(実際に誰かが悪くても)、ハンドルを⼿放してしまったら、あなたの⼈⽣は他⼈がコントロールすることになります。
ハンドルを⾃分で⼿放しておいて
「〇〇のせいでこんなひどい⼈⽣になった」
「もっといい時代に⽣まれてきたかった」
「会社は何もしてくれない」
「旦那は全然話も聞いてくれない」
と嘆いて、⼈⽣を送っている⼈の多いこと、、
ハンドルを⼿放さないためにはどうすればいいか。
すべて⾃責で考えるしか⽅法はありません。
⾃分の責任と聞くと「⾃分が悪い」と考えるかもしれませんが、悪い、悪くないという話ではありません。
正しい、間違ってるとも違います。
⽇本では「礼儀」「道徳」が浸透しているので、⼩さいころから「正しいか間違っているか」で判断する習慣がついています。
だからみんな「私は悪くない」というフレーズが⼤好きです。
僕は「私は悪くない」というフレーズが⼤嫌いです。
「私は悪くない」は問題の解決に1ミリも役に⽴ちません。
それよりも「どうすれば私はこの問題を解決できるだろう」の⾃分の課題として捉えることが重要で
す。
⾃分がコントロールできる「課題」に変換することそれが唯⼀ハンドルを⼿放さないということです。
「⾃分の課題」にすることは、問題解決に近づくだけでなくストレスも無くなります。
ストレスの⼤半が対⼈関係です。
⾃分がコントロールできない他⼈や社会に対してイライラします。
「⾃分の課題」になった途端、相⼿は全く関係なく、⾃分にフォーカスできるのでコントロールできないイライラから解放されます。
普段の⽇常⽣活に限らず、ビジネスの世界でもとても重要な考え⽅になるので、少しでも浸透していってほしいと願っています。