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リノベーションと持続可能性
最近よくSDGsが話題になっています。
訳すと『持続可能な開発目標』
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、貧困や人権、環境などの問題に対して17個のカテゴリー別に目標が設定されています。
わかりやすく言うと、「世界中の人々が平等に安心して暮らせる世界を作ろう!」
みたいな感じです。
私たちの仕事である建築工事は大量の資材を使います。
新築で約2万点の部材が使われていると言われています。
すごい量ですね。
基礎で使うコンクリートから骨組みを作る柱などの材木。
キッチンやユニットバスなどの設備機器。
ビニールクロスやタイルなど。
それぞれに細かい部品が使われています。
ネジひとつとっても様々な形状があり、適材適所に利用されており、ひとつでも欠けると商品として成り立ちません。
今世界では新型コロナウィルスが猛威をふるい、世界中の経済が混乱しています。
日本の産業もアジア諸国に多くを依存していて、建築業界も輸入品に頼っています。
現在、便器やガスコンロ、食洗機など入荷の目処が立たない商品がたくさんあります。
今後、世界中で経済の再編が進むはずです。
どんどん物を消費する時代から再生可能な資源を活用する時代へ。
green建築工房は物を大量に消費する仕事なので、責任を持ってこの課題に取り組んでいきます。
greenには自然を大切にする仲間たちが集まっています。
私たちが取り組むことで少しでも社会に貢献しなければなりません。
フローリングひとつとっても、今の新築・リフォーム業界の主流は合板フローリング。
アジアの安い材料をアジアで加工し、タンカーで日本に運んできます。
CO2の排出量を考えると環境にかなりの負荷をかけているでしょう。
日本には切り出されずに大量の木が余っているのに、、、
green建築工房では外国産のフローリングは使いません。
国産の無垢フローリングにこだわっています。
そしてスクラップ&ビルドではなく、再生可能な材料は出来るだけ再利用して、空間に新しい価値を吹き込んでいく。
これが私たちの考える『リノベーション』
今後も再生可能な仕組みを発展させて、お客様に喜んでもらいながら、地球環境にも優しい企業でありたいと思います。